神明橋付近
神明橋から谷戸橋にかけての成城側”パークシティ成城”(成城とは心外な一部狛江市ですね)
ここは、かつて、都市対抗野球華やかなりしころ、大日本ビールの野球グランドでした。
大日本ビールは今のサッポロビールとアサヒビールですね。2社に分割後はサッポロビールが使用していましたが、三井不
動産に譲渡され、マンション用地となりました。皆さんの記憶から忘れ去られようとしていると思いますので、念のため。
あの頃は、戦後すぐの復興期、女子社会人ソフトボールチームもありました。祖師谷の砧保健所のあたりには、
常磐炭鉱ソフトボール部の合宿所があったと思います?
神明の森みつ池特別保護区
蛇足ながらもう一つ。
神明橋を成城側に渡った所に、神明の森みつ池特別保護区があります。世田谷通りから喜多見不動尊、この辺りの自然
林一帯は、喜多見側から見て、小高い丘になっています。
昔、旧制成城高校の学生たちは、この辺りを ”ハイデルの丘” と呼んでいたと、卒業生の方から聞いた記憶があります。
授業をサボってこの丘で議論を戦わせたのでしょうか。アルト・ハイデルベルク・哲学の道、古き良き時代が今も残る風景で
す。京都の哲学の道のイメージからは想像出来ませんでしたが、ドイツのハイデルベルクを訪れてなるほどと、感じる所があ
ります。”昭和も遠くなりにけり”
(左) 喜多見「ふれあい広場」から神明の森みつ池特別保護区を見る
手前の青い橋が神明橋。もちろん、当時野川は狛江市内を流れていましたから現在のほうが似ているかも。
(右) ドイツ・ハイデルベルクのハイデルベルク城から市内を見る(’06年2月撮影)
河の向こうの丘の中腹を哲学の道が走る
桜の樹の間にハナモモの紅がひと際目立ちます。
神明橋付近は桜の樹も大きく、毎年見事な桜のトンネルになります。
神明橋成城側
神明橋喜多見側
神明橋先の喜多見ふれあい広場入口前には大きなナンキンハゼの樹、早春に黄色い花を見せてくれるミツマタの樹などが
あります。