春爛漫桜咲く

2011年の桜

2011年の桜は成城学園の桜です。

東日本大震災の最中、東京の桜が 4月9日満開を迎えました。

作者は 3月11日、母の葬儀で岩手県一関に帰省中被災しました。震度6弱の揺れの中、何とか無事に生還致しました。岩手県一

関は気仙沼や陸前高田から 1時間ほど内陸に入った場所であるため、津波の被害を免れました。

(左)市中心部の道路は陥没。 (右)壁の崩れた酒屋さん。

ブロック塀は軒並み倒壊。

「蔵元レストラン世嬉の一」。旅番組で餅料理の店として度々紹介されているお店。

給油所は4月に入っても延々長蛇の列。この時 5時間待って 3000円分給油してもらいました。

3月の終わりでも雪。

スーパーに食料を求めて並ぶ人達。

手造りパン屋さん。壁が崩落しても毎日フル操業で安くパンを提供してくれました。豆腐屋さんの老夫婦も休み無く毎日豆腐を販売

してくれました。感謝。

 

それでも東京に桜が咲き、桜前線は北国目指して北上するのです。

今年は45年住み慣れた街成城の桜を紹介します。故郷の無い東京人でも、長年住んだ街は故郷ですから。

みのもんたさんの母校祖師谷小の桜。この日は入学式。

仙川の桜。

北口大通りの桜並木。

成城 3丁目野川の桜。

 

2010年の桜

2010年の桜は二ヶ領用水の桜です。

「二ヶ領用水は多摩川の水を取り入れ、川崎市のほぼ全域を流れる総延長32qの人工用水で、川崎領と稲毛領の2つの領域を縦

断したことから、二ヶ領用水と呼ばれました。当初は田畑を潤すかんがい用水として利用され、明治以降は上水道(横浜水道)や工

業用水として、戦後は都市の中に潤いをもたらす環境用水として、400年近い歴史の中でその役割を変えてきました。両岸3qにわ

たって約400本の桜並木が続く水辺の散歩道には、アヤメ、カキツバタ、キショウブ、シャガなどの草花やハグロトンボの姿も見られ

ます。」 小田急沿線ふれあい自然歩道(登戸〜向ヶ丘遊園コース)の説明より

「1597年(慶長2年):二ヶ領用水の建設に着手。1590年(天正18年)に関東六ヶ国に転封となった徳川家康は、江戸近郊の治水と

新田開発に取り組み、用水奉行・小泉次大夫(こいずみじだゆう)に命じて、稲毛から川崎領六郷に至る本用水路を造らせた。小

泉次大夫は、多摩川対岸(左岸)地域でも六郷用水などの用水路建設を手掛けている。 1611年(慶長16年):二ヶ領用水完成。橘

樹郡北部(稲毛領37ヶ村・川崎領23ヶ村、約二千町歩)の広範にわたって水路が巡らされ、この地域では二ヶ領用水により潤され

て新田開発が進み、「稲毛米」と呼ばれる上質な米を産した。 1629年(寛永6年):宿河原取水口および宿河原用水が完成。引水

量が増加し、米の生産量を大幅に増加させた。宿河原用水は代官伊奈半左衛門の手代・筧助兵衛により造られた。」

ウィキペディアより

つまり、小泉次太夫の指揮のもとに開さくされた灌漑用水で、狛江市を流れる次大夫堀(六郷用水)の弟分です。

昨日までの真冬の寒さも一段落、二ヶ領用水宿河原堰(小田急線鉄橋の少し下流)を取水口とする宿河原線の桜を鑑賞に3月31

日行ってみました。

取水口付近の桜は早見頃。千鳥ヶ淵風の趣きあり。

川の左手が水門。

船島稲荷神社

「多摩川の川岸にあるこの稲荷は、治水興農の氏神として祀られたものですが、別名「沓(くつぬぎ)稲荷(いなり)」とも呼ばれてい

ます。かつて鷹狩りに来ていた殿様の愛馬が病に倒れ、手当てしたこの土地の馬医者が、馬の健脚を祈願して馬の藁沓(わらぐ

つ)を奉納したといわれています。村人は願いを託してこの藁沓を持ち帰り、願いが叶うと、お礼に新しい藁沓を倍にして返す習わ

しになっていたようです。また、この藁沓を家の出入り口に掲げておくと、流行していた百日咳にもかからなかったともいわれていま

す」 小田急沿線ふれあい自然歩道(登戸〜向ヶ丘遊園コース)の説明より

 

 

宿河原の桜並木の説明板。昭和33年(1958年)に植えられたとあります。50年も経っているんですね。

橋に立つと枝が川面に垂れています。どの橋もこの嗜好。地元の手入れが窺えます。

 

 

 

紅一点ならぬ緑一点、モミジの芽吹きの緑が綺麗。

大きな鯉や

セキレイ

カルガモなどもいます。

宿河原駅付近では菜の花に桜そして南武線、ちい散歩風のアングル。

川崎市緑化センター

「1979年に川崎市緑化センター「緑の相談所」として二ヶ領用水沿いに開園しました。園内は芝生広場をはじめ、噴水や見本庭園

などがあり、植物園的な雰囲気が漂い、季節ごとに開催される植物展示会や園芸講習会では園芸相談も受けられます。また、緑

化センターの前にある二ヶ領用水の水路の上に、榎戸堰からの分水(五ヶ村堀り)した上河原水路が立体交差していて、多方面の

田畑を導水した水で潤していた様子をうかがい知ることができます。現在はコンクリートの水路ですが、昔は木の掛樋が使われて

いたそうです。」 小田急沿線ふれあい自然歩道(登戸〜向ヶ丘遊園コース)の説明より

現代風水車。東屋になっていました。池で子供たちが魚取りに夢中、禁止ではないらしい。

園内には野草園があります。

コバノタツナミ

「コバノタツナミは本州の伊豆半島以西から四国、九州に分布する小型の多年草。海岸近くに生育することが多いとされ、5〜6

月、茎の先に花序を形成し、青紫色のかわいらしい花を多数咲かせる。葉には両面ともに軟毛が密生し、ビロード状の触感が有

る。」 とあるが花が季節も見た目も違うんです。葉はタツナミ草のようです。

イカリソウ

オオネコヤナギ(キンメヤナギ)

水辺も子供達の良い遊び場になっています。お花見客が芝生でお弁当を拡げて楽しんでいます。公衆トイレもあり子供から年配者

まで十分に楽しめる場所でした。

ここで折り返して、来た道を戻ります。帰り道、花見客どんどん増えてきました。ちょっと寒いけど皆さん考える事は一緒。

日本人なら春はやっぱり桜でしょう。

 

3月15日次大夫堀公園のソメイヨシノが開花。

水路の野川のそばの子供の遊び場下の辺りです。

 

 

2009年の桜

今年の桜は野川の源流の湧水源に咲く桜をお届けします。

4月5日

国分寺市日立中央研究所の池の桜。

敷地内の野川の湧水源。

お鷹の道の桜。

お鷹の道の湧水源

3月18日、フジテレビ朝のワイドショーで次大夫堀公園の桜が開花の報道。

成る程段々畑の水田側のソメイヨシノが開花していました。

 

2008年の桜

3月29日、神代植物公園の神代曙も満開。

3月28日にはもう満開に。東宝日曜大工センターの仙川の桜。水面に映って美しい。

3月22日、東京に桜の開花宣言。

写真は野川緑地公園とアイトピアセンター。

今日の暖かさに木によっては一気に開花が進みます。

3月10日、電研西交差点側フェンス沿いの桜が開花しました。たいてい2週間後にソメイヨシノが開花します。

今年は3月24〜5日位かな。

 

2007年の桜

2007年は桜の時期に東京を離れていましたので、京都の桜で勘弁してください。

(左) 京都仁和寺 (右) 京都平野神社

(左) 御室桜 京都仁和寺 (右) 平野妹背桜 京都平野神社 

(左) 手弱女(たおやめ)桜 京都平野神社 (右) 御衣黄(ぎょいこう)桜 京都仁和寺

 

3月29日、小金橋。見頃です、菜の花も綺麗。

 

3月24日、次大夫堀公園。まだまだです。

3月20日東京の桜開花宣言。狛江市内の桜は数輪程度。岩戸北の枝垂桜は見頃でしたが。

2月20日、電研西交差点側フェンス沿いの桜が開花しました。

2月7日鶯の初鳴きを聞きました。

 

2006年の桜

4月1日、次大夫堀(丸子川)のサクラ

(左) 永安寺門前 (中) 岡本公園 (右) 丸子川下山橋

 

3月30日、根川(多摩川住宅の外周部を流れる)のサクラ

(左)次大夫堀(六郷用水)跡の福祉会館通りのサクラ並木(アイトピア前) (右)むいから民家園のサクラ

 

3月30日、電力中央研究所のサクラも満開。

今年は4月8日に一般公開(昼間のみ、夜間は省エネの為なし)だそうですが、それまで持つかな。

急遽 4月2日に変更され満開の桜を見られる事になりました。電研さん有難う。

 

3月29日、東京のサクラは満開。いつもの年は花のある風景ですが、今年は花と鳥もご紹介します。

(左) メジロとサクラの花 (右)シジュウカラとサクラの花

 

この日、東京・横浜に開花宣言。春の幕開けです。

3月21日朝、野川緑地公園のソメイヨシノはこのような状況。今日開花となるでしょう。

右の写真は岩戸北の枝垂れ桜、一部の枝はかなり花が開花しています。

 

3月8日、電研西交差点側フェンス沿いの桜が開花しました。3月6日に春一番が吹き、7日は寒空。8日は小春日和、

一気に花がほころびました。ソメイヨシノは例年この後約2週間で開花します。

2005年の桜

4月9日、満開

(左) 宝寿院のシダレザクラ (中)次大夫堀公園 (右)野川緑地公園丸山通りと交差する付近

(左) 慶岸寺塩地蔵前のソメイヨシノ (中)念仏車前 (右)知行院のサクラ

(左) 神明橋のソメイヨシノ (中) 喜多見電車基地のソメイヨシノ、左に完成した小田急線高架 (右)ふれあい広場付近

 

4月3日、気温も急上昇前日の雨の予報に反して快晴となりました。

一気に花が開きます。

(左) 電力中央研究所のソメイヨシノ (中) 次大夫堀公園 (右)岩戸北1−20の個人邸の枝垂桜

 

3月31日東京に開花宣言

でも、こんな程度

野川緑地公園の (左) ソメイヨシノ (中) ヒカンザクラ (右)同花

 

2005年桜の季節がやって来ました。3月19日電研西交差点側フェンス沿いの桜が例年通り開花していました。

ヒヨドリなど鳥がたくさんやって来ています。

(左)3月19日 (右)3月26日、ほぼ満開

 

2004年の桜

4月4日 (左)天台宗知行院鐘楼の桜、(右)次大夫堀公園古民家前の桜

 

3月18日東京に桜開花宣言

この日、野川緑地公園のソメイヨシノはこんな具合でした。

2004年桜の季節がやって来ました。2月27日の電研西交差点側フェンス沿いの桜が開花していました。

ヒヨドリなど鳥がたくさんやって来ています。3月7日にはウグイスの鳴く声も聞かれました。

 

2003年の桜